県民共済住宅⑲【間取解説】

オプション

華音です。

無事に契約が終わり連番も⑲となりました。記事を読むときに時系列が分からなくならないようにつけていたものですが、今回をもって最終番号となります。

 

契約までの流れなどは他に詳しく書いている記事を貼ります。事務的にまとめるのは好きじゃなく、自分のこと意外は他の方と同じなので記事を紹介させていただきます。

 

【県民共済住宅ロードマップ③】住宅相談〜請負契約までの流れ - こうすけの便利帖
県民共済住宅の「住宅相談〜請負契約」までの流れを解説します。他のハウスメーカーなどと進め方がちがうので、事前に進め方をよく理解しておきましょう。項目は多いですがコンパクトにまとめたので、ご参考にしてください。
県民共済住宅 設計終了!ついに契約! | こだわりのイイ家作り
どうも白井です。 間取りや仕様が決定すると契約の流れになります。 先日契約したので、具体的な流れを解説します。 前回打ち合わせについてはこちらの記事に書いています。

契約時点でもらう宿題は2つ。

  1. 1回目お金の振込(着工日まで)
  2. 電気配線のざっくり案を考える

 

着工までに使いそうな家電とLAN計画(PCなどの配置)を考えておこうと思います。お金ももちろん忘れずに!

 

契約時の最終間取りは前回とほぼ変わっていません。カキコミが無い綺麗な図面を始めてもらいました。こだわったポイントと併せてご紹介。

前回記事とかなり重複しますが今回はそれも含めてまとめます。お金はたくさん使えませんが、頭を使う分にはプライスレスなのでたくさん悩んで調べました。

 

まずは全体図面からどうぞ。※PDFはこちら

契約間取り1階
契約間取り2階

玄関

玄関ポーチをかなり広くとりました。

  1. 生協(CO-OP)を利用しており、留守の際はコンテナが玄関脇に置かれる。
  2. 宅配(置き配)の際も、荷物が濡れずに荷物を取りに行ける。

ポーチが広いと配達関係で都合がいいです。雨の日はカッパをココで脱いで家に入れます。玄関タイルのノンスリップ加工(ライン)は無しの物にしてもらう予定で、見た目の問題です。タイルの断面が見えてしまうので注意です。

金額的にもメリットがあり、土間収納と違って坪数に入りません。コンクリートとタイル代だけなので、そこまで高額になりません。(標準は8㎡、2.4㎡のオーバーで合計6万ちょっとです)

また、宅配ボックスの予定がありません。縦長にそこそこ大きい土地なので、外に荷物を取りに行くのは手間という考え。※オムツとかのまとめ買いは結局宅配ボックスに入らない。

土間収納ついてはこちらをご参照ください。

視界がすっきり抜けるように玄関ドアに対して垂直に框を設置しました。また、四角いボックスが壁の真ん中に見えるのは気になるので、SA(給気口)の位置も見えない位置に指定しました。

同様に可動棚は視覚に入らないように袖壁の裏側に設置しています。

床材はオプションで単価が決まっていますが、玄関に関する框などは別料金で、別途合計で11万くらいしたと思います。

ホールがこの配置になった一番のメリットは土間に降りずに玄関ドアを開けられることです。遠隔でカギは空けられますがドアまでは無理です。土間にサンダルを出しておく未来が容易に想像できたのでこの配置になりました。

リビング・ダイニング

吹抜けはデメリットを承知で採用です。大きさは5.2畳分でそこまで大きくはありません。2階との繋がりを意識しました。

サラウンドシステム(スピーカー)を組むために下地補強を図面に反映。天井からスピーカーを吊り下げて、プロジェクターで投影予定です。

テレビどころか、ソファ・リビングテーブルも置かない予定です。将来的にやりたい事も踏まえて下地は検討しました。

カーテン取付位置は天井にし、これも下地が必要になるので図面に入れてもらいました。2つの掃出窓をひとつのカーテンレールで繋ぎ、大きな窓風にする予定です。

言わずもがな電動シャッター採用です。毎日の開閉には欠かせないオプションだと思います。(スリット無し:26,000円/1か所)

リビング収納には、各下地付近に空配管を通してAV機器をここに設置予定です。扉をつけると棚の奥行が確保できないので扉は無しです。確か30㎝くらいになってしまうと聞きました。ロールスクリーンで代用しようと思います。

キッチン

キッチンはタカラのペニンシュラキッチンです。仕様についてはこちらにまとめてあります。県民共済住宅ではかなりコスパよく性能の良いキッチンが選択できました。幅は270㎝です。特に幅を255㎝から270㎝は6,500円でできるのでかなりコスパ良いです。

キッチン天井部分は下がり天井。換気扇の都合だとは思いますが、一部下がってしまうとのことだったので全体を下げてもらいました。下げ幅を10㎝と廻り縁無しを図面に記載してもらいました。

ほとんどの場合は下がり天井はアクセントクロスだと思います。火災報知器がアクセントクロス(下がり天井)にかからないように移動してもらいました。

カップボードと食洗機はこちらをご参照ください。一番悩んだポイントです。給排水と電源のみ県民共済住宅にお願いしています。

冷蔵庫は薄型の物(横幅が大きい)を計画しているので、パントリーとの仕切り壁は無し。P/Sは2階がトイレなのでスペースが必要になります。

パントリーは当初奥行30㎝でしたが、トースターなども置けたらいいなと思ったので途中から40㎝に変更しています。

マグピタボードはねじ止めできるとのことでしたので、マグピタボードの上から可動棚を付けてもらうことにしました。当初は可動棚にかからないところまでだったのですが、価格が変わらないことに気づき全面にしました。

洗面所・脱衣室・トイレ

トイレは標準のTOTO(ZJ2)です。オプション品は無しです。

洗面所はこの間取りの場合だと廊下扱いのようです。というのも床材が洗面用ではなくフローリングとなっています。壁を洗面の幅にピッタリと合わせ、水ハネが隙間に落ちないようにしました。

脱衣所はランドリールームを兼ねています。図面では洗面所と表記されています。収納を入れるといびつですが3.3畳あります。邪魔になると思ったのでホスクリーンは1セットです。これだけだと干しきれないので、ホスクリーンとクロスするよう真ん中の柱にpid4Mを設置する予定です。

乾太くんを購入するか迷っているので予定とし、ガス配管とコンセントだけ付けておきます。可動棚にはタオル類はもちろん、パジャマもしまえるようにしています。

ユニットバス

風呂は標準1.25サイズでオプションは無しです。

風呂ふたフックと小物入れは無しにしました。小物入れはねじ止めなので要注意です。カビだらけになる懸念もあってかなり不人気だそうです。

ショールームの記事はこちらから。

お風呂の窓は無しにしました。設計士さんから窓が無い設計は初めて、と言われましたが必要性を感じなかったので無し。デメリットが多いので、中庭がある方や朝風呂する方以外は、基本窓無しでも問題ないハズです。

洋室・納戸

当初和室の予定だった部屋ですが、洋室に落ち着きました。理由は和室であることの理由が明確では無かったからです。

要らないものをトコトン削った我が家ですが、この部屋だけは用途が決まっていません。フローリングの方が後から置き畳も置けるし、机やイスも置けると考え洋室にしました。

2枚引き戸でリビングと繋がり、合わせると27畳になります。

納戸は間取り相談の際に提案いただき、大きめの収納を確保しました。階段下はフル活用しています。

1マスのクローゼットはコートやカバンなどをしまう予定です。リビング側から使うことが想像できるので、扉を開いた時に邪魔にならないように右側に扉が畳まれるようにしました。

階段

階段は踊り場を四角にしました。安全面でもお掃除面でもこれ一択です。手摺も出来れば内側にしたいのですが、設計士からは強めにやめとけと言われ外側に。踊り場もあり危険性は低いと思うので、内側にできるか監督に相談です。

火災報知器はもともと階段空間の真ん中にあったのでずらしました。ペンダントライトなど、真ん中に付ける照明の際に干渉の懸念があった為です。

窓も西側ですが明かり取り用に追加。これも間取り相談の時にアドバイスいただいた部分です。この窓が無いと階段の半分が暗くなりそうでした。

階段(黄ライン)下もフル活用です。1段あたり20㎝で考えると、使えそうなのは5・6段目くらいの高さ1mを超えるあたりかなと思います。

我が家は7段目から納戸になっていますが、壁を作らず階段下を斜めにしてもらってもいいかもしれません。納戸の向こう側はランドリー・脱衣所になっていて、可動棚が2方向にあるそこそこ収納できるスペースになっています。階段は踊り場を作ると下も天井が平らになるので、見多少低い見た目が良い天井になると思います。

寝室・トイレ

トイレは標準です。

寝室は壁付けクローゼットです。ウォークインは効率が良くないので不採用。

大きいクローゼットはポールを2段にしました。参考にしたサイトはこちら。実際にハンガーを手にもって確認したので間違いないはずです。

小さいクローゼットは長物もかけられるように標準です。

窓は縦すべり窓です。引き違いで提案されましたが、縦すべり窓の方がイマドキの注文住宅という感じがします。ウインドキャッチもしっかり計画です。窓は基本開けませんが(笑)

オペレーターハンドルは特に指定しませんでしたが、こっちが良いよという事でグレモンハンドルからオプションで変更です。

7畳というサイズですが、ダブルベッドが2台置ける大きさの最低限にしています。しばらくは家族みんなでここで寝ることになります。

吹抜け・収納

5.2畳の吹抜けです。これができないなら注文住宅にしなかったと妻が言うくらい、我が家では大きな存在です。2階廊下とリビングの繋がりがポイントです。シーリングファン付けますと言ったら図面にも書いてくれました。

窓はFIXとすべり出し窓。ひもがプラ~ンは避けられませんが許容範囲です。片方開くようにして、風が通るようになってます。サイズは小さめですが、南向きなので問題無しです。

半マスの小さな収納も確保。特に大きなものは入れる予定は無し。掃除機とかトイレットペーパーくらいだと思います。

子ども部屋・バルコニー

4.5畳と4.3畳の子ども部屋です。1マスの収納を無くして、デスク用の空間を設けようと思いましたが、服もかけられるように収納のままにしました。

棚が欲しくなったらパイプを外して、可動棚でも自分で作らせるつもりです。

北側の部屋はあまり好んで採用しなかった引き違い窓があります。東の部屋も明り取りで窓を追加。

バルコニーはもともと付けないつもりでした。洗濯物は干さないし、メンテナンスもかかります。

しかし、外観がシュッとした見た目になると設計士から助言があり、お飾りで付けました。

設計士ポイントとしてはバルコニーの壁を160㎝の目線くらいまで高くして、ベランダ感が出ないようにしたとのことでした。これは私たちでは思いつかない設計士ならではの提案だと思いました。

また、標準の笠木のみにして手摺は無しです。図面には手摺と書いてあるので監督さんには念押しで私からも伝えておこうと思います。

まとめ

標準内での試行錯誤は自分なりにやり切ったと思っています。これが形になっていくのがとても楽しみです。恐らくあとからうわぁと思うことも出てくるとは思いますがこれも味でしょう。※施工ミスはもちろんNG

設計士にはなるべく要望を伝えましたが、監督はまた別の人なのでイチからまた伝えて、イメージのすり合わせをしていこうと思います。

間取り全体的として、窓は極力引き違い窓が無いようにしました。リビング以外では子供部屋についていますが、これは、、まあいっか。というあまりこだわらなかったのがそのまま図面に出ています(笑)

それ以外は今のところ見落としは無しです。完全に標準は欲望との闘いで難しいですが、それに近い計画でも意外と満足できる気がします。

以上、私と同じような低予算で建てている方の参考になれるように、引継ぎ記録していけたらと思います。

 

最後に、私はここでハウスメーカー比較をしたあとに県民共済住宅に決めました。

注文住宅比較サイト

県民共済住宅がコスパに優れているように、やっぱりハウスメーカーならではの強みもありますからね。知らなくて選ぶことすらできないのと、知ってて選ばないのでは天と地ほど差があります。

後悔の無いように、情報収集をしましょう!

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