基礎工事の流れと図面の変更点

オプション

華音です。

着工が4/16にあってから早45日、上棟日が6/2と迫ってきました。このペースだと着工から48日目上棟日となります。天気にも恵まれ、地盤改良も無かったためかかなり順調に進んだと監督さんがおっしゃってました。

基礎工事の時は週に一回くらいのペースで現場に通っていました。詳しいことは旅と家さんや白井さんのブログに詳しく載っていますので、そちらからチェックポイントなどは見てください。

私の場合は昼間に見に行けないし毎日も見に行けないので、チェックも何もしてませんが見る限り綺麗に仕上がっていると思います。アメブロには逐一投稿しており、「基礎キレイですね」とコメントもいただいたので問題は無いでしょう。

着工1週

監督さんと初回打ち合わせで地縄の確認をしました。その後にこのような木の枠(遣り方)ができてました。

その後、駐車場になる部分の土が鋤き取られて車が停められるようになってました。

着工2週

型枠が設置されて、捨てコンが済んでました。これが高さの基準になり、固まるまで3日くらいは養生するみたいです。

着工3週

続いて床部分です。まだ視界が開けているので基礎だけ見ると「小さいな」というのが最初の感想です。乾ききるとまだらの模様も消えます。固まったばかりのコンクリは少しだけ温かいみたいですね。

着工4週

妻が息子とお散歩がてら現場に行くと作業中だったみたいです。立ち上がり部分の型枠を設置していました。どんな職人さんだった?って妻に聞いたらダンディだったと言ってました(笑)

最近は木ではなく鉄板の型枠が多いみたいですね。ある程度の基準で設計しているので木で細かく枠を作ることも無いのかもしれません。

着工5週

型枠が外れてよく見る形になりました。右手前の土間部分は更にかさ上げされています。2.5マス×2.5マス(3帖強)の玄関ポーチですがかなり広く感じました。ここは広くしておいて正解だなと思います。玄関ホールよりも広いです。

基礎の周りにあるマスは外部給排水が埋まっています。内部の給排水は別の業者がやるみたいですね。外部給排水工事の職人さんにもご挨拶に行けました。境界にブロックが立っていると基礎の周りを手掘りするみたいです。「今回はユンボが使えたよ」なんて言ってました。

着工6週

とうとう大工さんにバトンタッチです。

土台の木が組まれていて急に進んだ感じがします。マキタのラジオを聞きながら作業していたみたいですね、写真を撮ったときは断熱材を支える金具を打ち込んでいました。

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土台の木の下にはパッキンがあって、昔の建物だとこんな感じです。虫などがたくさん入っていましたね(笑)

今はこんなのになってます。

木に空いている無数の穴は防蟻防腐剤を圧入した穴だそうです。アメブロで教えていただきました。上面を見ると名前と県民の顧客№が印字されていました。左上の金具が大工さんが打ち込んだものですね。

断熱材は発泡スチロールそのままでした。これを基礎の枠にはめていくんですね!

次の日に見に行ってみました。断熱材(発泡スチロール)の上にベニヤが敷かれて床ができていました。あと半分がブルーシートの中に残っています。

奥に断熱材を入れていない部分がありますが、これは床下点検口とユニットバスの部分です。ユニットバスは床断熱材されないみたいですが、湿気が溜まったりするとカビが発生するからですかね?特に何もされていませんでした。分かる方ぜひコメントください。

よく見ると木を建てる部分が型抜きされています。上棟ではここに木を差し込んでいくんでしょう。当日が待ち遠しいです。

こんな感じで着工から45日で上棟の準備ができていました。

着工後の図面の変更点

オペレーターハンドル位置指示

1階洋室の横長の窓です。オペレーターハンドルの位置が図面に入ってなかったので監督から確認が入りました。基本的に開けることはないだろうと思い、納戸側(左)に指定しました。併せて扉との接触も無いと教えてもらいました。

吹抜けの窓です。高所用の辷り出しを採用していて、チェーンがだらーんと垂れるようになっています。このチェーンの位置が確認したところ図面上でいう左側になっていました。1・2階の図面を重ねて見てみます。

左側のままだと、1階にチェーンが下りた時に窓の中心(画像だと黄色の部分)に来てしまいます。なので、チェーンを逆にしてもらい、窓の端に来るようにお願いしました。

トイレ換気扇

1階トイレの換気扇が図面になかったので記載してもらいました。外壁側に面していないので天井裏をダクトが通ります。ダクトが通る部分(青)は天井が下がるかもと言われました。

階段手摺

階段手摺がもともと外回り(赤)に付いていました。しかし、ほぼ直線階段ということもあり内側(青)に変えてもらいました。設計段階ではお勧めしないと言われていましたが、踊り場は四角踏面が直線部分の4倍あるので逆に安全だと思っています。

法律上階段には手摺が必要なので、13段目の手摺をどうするか確認してもらった結果、踊り場の真ん中に縦に付けることで解決しました。コの字部分がぐるっと手摺が回らないのでスッキリしています。

キッチン排気口

もともと建物の正面に来ないように、排気口の向きを建物西側(赤)にしていました。そうするとキッチンの天井一部が下がってしまう都合上、下がり天井にしていました。今回これをあえて建物南側(青)に出しました。これは優先順位の問題で仕方なく消極的な決断です。

詳しくは照明のところで書きますが、キッチン背面を間接照明にする為に排気口の向き(青)を変えました。今までの向きだとダクトが通る部分がどうしても下がってしまいます。すると照明を埋め込みできなくなるので、確実に照明を仕込めるように移動しました。下がり天井は無しでも良くなりましたが、下がり天井のままにして間接照明にて有効活用しようと思います。

キッチンパネル変更

もともと標準のキッチンパネルでしたが、ペニンシュラで壁が少ないのでマグネットが使えるタカラのホーロークリーンキッチンパネル(白)にしました。発端は「キッチンペーパーどこに置く?」という話になったからです。キッチン本体には磁石で付けられるので、壁も一緒の方が使い勝手がいいと判断しました。ちょっとした磁石の収納もアリですね。キッチンもホワイトなので色味も合うと思います。価格は17,000(税抜)くらいでした。※2022.2契約時点

ここで注意点ですが、キッチンパネルはタカラスタンダードの「Hタイプ」が県民共済OPになってます。この中から選ぶ場合は、ショールームで色を確認(県民にも展示あり)することをおすすめします。

私はマイルドホワイトにしました。画像の限りだと色味的にはロッシュホワイトがいいかもと思っていましたが、実際見るとロッシュもマイルドも色は一緒でした。2つの違いは模様の有無で、マイルドホワイトが無地で模様なしでした。ロッシュホワイトは石模様のような感じでした。

ランドリー・脱衣室

排水口の位置

手前にしますか?真ん中にしますか?と監督に聞かれました。洗濯機の前に見えてしまうのは避けたかったので真ん中です。除湿器の排水を洗濯機排水と同じなら手前がベストなんですが、見栄えを気にしました。こういうの(↓)でかさ上げしたほうがいいと言われました。

ただのゴムクッションなのでお高いですが、後からの入れ替えが大変なのでしっかりしたものが無難ですね。

そしてかさ上げといえば隙間。埃(ほこり)の温床ですのでしっかり高さを確保します。どうせならお掃除ロボが洗濯機の下にもぐれる高さにしようと思います。こんな感じの一番安いので十分で、薄型というのがポイントです。

これだとお掃除ロボの高さ7㎝なので上のかさ上げ(9㎝)で通れそうです。トコトンずぼらを貫きます(笑)

乾太くんの準備

あと、隣に「ガス カンタ 穴なし」と書いてあります。乾太くんを使うことになったら繋げるようにガスだけ引いておいてもらいます。今のところ予定は無しですが…。

ホスクリーンの竿

以前にもブログに書きましたが、ホスクリーンの竿を1本追加しました。引っ越し当日から洗濯はすると思うのでその時点で付いていて欲しいなと思い追加です。これは標準でもいいんじゃないかな?と疑問に思う部分です。県民経由で買うのが一番安かったはず。

カーテンレールの高さ

掃き出し窓がふたつ付いていて、ここのカーテンを天井付けにします。細かく言うと、図面右側の窓は上が吹抜けなので天井高さに合わせてもらいます。図面左側は言葉の通り天井付けです。注釈には「天井下地」と書いてあるのと、「カーテンレール真ん中合わせる」と書いてあります。

カーテンレールは1本でやりたかったんですが、県民では無いって言われたのでふたつのレールをピッタリくっつけてもらいます。カーテン溜まりが窓と窓の境目に来ないよう、“大きな窓風”にそれぞれの掃き出し窓を1枚のカーテンで覆います。

建築化照明

注文住宅の醍醐味ではないでしょうか。間接照明を使うために造作をお願いしています。照明の記事でも書きましたが、ここでは造作の具体的な寸法を書きたいと思います。

吹抜けコーブ照明

まず、イメージと図面はこんな感じです。

オーデリック 間接照明カタログ P.45
図面

イメージ図の通り、吹き抜けの一面を間接照明にします。そのためには照明を仕込む部分を作らなければいけません。1階の天井が10センチくらい張り出す感じになります。実際にお願いしたのはこんな感じです。

オーデリックのカタログではこんな風に、立ち上げ(機器を隠す)部分は55㎜でした。本当はこの通りお願いしたかったのですが、クロス屋さんが150㎜以下はNGとのことでした。100㎜なら何とかと言うことで、土台部分をかさ上げすることで同等になるよう調整しました。

正面から見ると多少ボテっとして見えるかもしれません。が、それよりも間接照明の方がインパクトがあるのではないでしょうか。

また、見落としがちな幕板(クロスの継ぎ目隠し)もここに来るのがかなり残念ですが、とりあえずこんな感じで話はまとまっています。

キッチンコーニス照明

イメージはよくテレビ裏にする方が多いこんな感じの間接照明です。

これを下がり天井の奥にやろうと思います。因みにカップボードはカウンタータイプで87㎝なので、カップボード面の壁を贅沢に使います。

イメージ図

照明を仕込む部分はこんな感じ(↓)です。やはりこちらも最小150㎜でとお願いされたので、掘り込みが150㎜になっています。感覚としては下がり天井を壁の手前までにして、隙間に照明をと考えていましたが、多少折り上げるのでOPで金額UPかもしれません。

縦横ともに150㎜の寸法が照明の見栄え的にはちょうどいいと思うので、このまま進めていこうと思います。換気扇を南側に移動したので、“150㎜の掘り込みができるかわからない”というのがなくなりました。

その他

クロスの選定も始まり、標準サンプルは監督から借りています。気になるクロスには付箋を貼って決めていきます。オプションのクロスは宮原店や県民に行って候補を決め、大判のサンプルを監督経由でお願いしました。

監督さんはものすごく仕事が早いのでびっくり。県民の雰囲気に慣れていたのでいい意味で驚きです。

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