華音です。
コンセント計画の番外編という事で、NGだったりこれまでの項目に該当しなかった部分についてまとめました。前回記事がまだの方はそちらも参考にしてもらえると幸いです。
コンセントのチェックリストも個人的に作ったものがあるので、良かったらこちらも参考にしてみてください。最後に載せておきます。
分電盤と給湯器リモコン
コンセントではないですが、給湯器のリモコンは浴室に入らなくても届く手前にしました。
分電盤はかなり外気が入る(電線が集まる所の為)ので風呂ドア前は避けたかったですが、サーキュレーターの壁掛けなどを考えると実質標準の場所しかありませんでした。県民からするとメンテナンスの都合上ここが良いみたいです。
ルンバ基地
階段1段目の蹴込みを抜いてそこをルンバ基地にできるかなと思い聞いてみましたが、県民の階段は蹴込み板で踏面を支える構造なのでNGとのことでした。大工さんが工夫してくれる場合もありますが、コンセントが絡むのでトラブりそうなため辞めました。
階段下を横からくり抜くタイプは階段に影響しないのでOKだと思います。
エアコン
見えない位置(天井)にコンセントを付けるのがInstagramなどで流行って?いますが、買い替えを考えると通常の位置の方がいいと監督が言ってました。エアコンに限らず、家電はおよそ10年で買い替えになるので、それを見越して計画する方がいいです。
我が家は見た目より買い替え時のことを優先しました。
吹抜け
注意書きで「マド上 コンセント配線のみ 穴あけしない」と書いてあります。
どういうことかというと、コンセントをつけられるように配線だけ壁の中に仕込んで置いてもらうという事です。図にかいてあるとおり、吹抜け窓の左上にくるように指定しました。
これは、電動のロールスクリーンや辷り出しのチェーンを電動化する場合の為に仕込んでおきました。メインはロールスクリーンになると思います。ロールスクリーンが無い方が見た目スッキリするので現状は無しの予定です。あくまで「もしも」のとき用です。
イメージとして、引き渡し時には普通の壁がいいけどコンセントが欲しくなったら追加できる。といったものです。
空配管
ここが一番の難関です。伝えるために図をいくつか準備しました。
図面だとこの○が空配管です。ぱっと見見落としてしまいそうですね。
ちょうど収納の一階部分が同じような収納になっています。(↓)
こんな感じで1-2階を空配管で繋いでいます。これはWI-FIルーターを有線で繋ぐ為に準備しました。1-2Fを繋ぐのはココのみで、基本的に無線(WI-FI)を使用します。
1階はかなりごちゃごちゃしてるので、図面に書ききれず別紙になりました。
まずは洋室です。青ラインが空配管を繋いだところで、PCを置く予定の場所に空配管を通してます。PCを有線で繋ぐ為です。一応配管は通してますが、無線で使用すると思います。
その他はスピーカー用に天井裏で空配管を繋ぎます。
下地はスピーカー(プロジェクター)を設置する為の準備です。プロジェクターの部分にはコンセントがあります。リビングにはスピーカー×5台、プロジェクター用で合計6本の空配管を通してもらいます。
しかし、これだとあまりにも見にくくイメージの共有が難しいので私はこんなのを準備しました。パワポで作ってデータとして残してありますが、手書きでもあるだけで事故を防げると思うのでおすすめです。
プロジェクターを映す壁についても空配管位置を指定しました。細かい位置は監督と打ち合わせの時に寸法を決めたので、こだわりがある方は事前に調べておくといいかもしれません。
φ42は住宅ではあまり使わないみたいです。HDMIならもう少し細くても平気ですが、吹き抜けがあり天井裏が無いので、空配管がグネグネするかも?と思いました。
なのである程度余裕のある太さにしました。この太さは太すぎてもケーブルが詰まってしまうので、ちょうどいい太さが難しいかもしれません。事前にヒモやワイヤーを通してもらえば楽にケーブルを通せます。
この1階の収納内は以下の通りです。
- TV端子(1)
- コンセント(3)
- LAN引き込み
- 各空配管(8)
かなり盛りだくさんな収納になりました。
AVアンプやレコーダーなどは全てここに収納して、スピーカーやプロジェクターから出力できるようにします。
インターホン(親)
インターホンはダイニングに面する壁に設置です。壁がかなり少ないのでここしかありませんでした。位置としてはまずまずだと思います。玄関施錠のリモコンは玄関ホール出てすぐのところに付きます。
コンセントチェック表
こちらからPDFが開きます。
まとめ
以上、照明以外の電気配線はこんな計画になりました。
電気配線は妥協せずに色々なパターンを想定してつけました。後からリフォームとなると倍以上の金額がかかります。結果使わなかったコンセントがあったとしても、リフォームとトントンくらいにはなるでしょう。
間取りとは違って検索してもなかなか出てこないので、どなたかの参考になればと思い細かく書いてみました。いかがでしょうか。
色々と頭を使った部分で、時間もかかったのですが個人的にはベストな状態までこれたのではないかと思います。最後までご覧いただきありがとうございます。
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