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着工から70日、上棟から23日となりました。段々と室内の作業が増えてきたので、進み具合がかなり体感できます。今週は電気配線も入りました。
上棟17日
この日は土曜日で週に一度は家族で現場を見に行きます。差し入れドリンクを持参するんですが、思いがけない職人さんが居たりすると本数が足りずに渡せないことも多々あり。暑いのには慣れていると思うのでいらない心配ですが、コミュニケーションのひとつだと思って持参してます。
現場に行くとサッシがお披露目です。足場が邪魔ですがようやく撮れた写真。アパートがYKKのエピソードシリーズのサッシなんですが、それと比較すると思っていたより窓枠がスリムでした。シルバーの色味も深いグレーでいい感じです。
中に入ると風が窓のところから抜けていました。この日は、もわっとした日だったのでより窓が付いたことを実感しました。夏の室内という感じの空気です。
外壁側を見ると早速配線が施工されていました。EV車用と外用電源の2種類が出ています。EV車の方はいずれEVに移行した時に電源を引っ張れるように200Vの配線だけです。通常の施工だとコンセントを付けるまでやるので、しっかり伝えるとは言っていましたが正直危ないところです。
コンセントをつけない理由は駐車場と距離があるからです。外壁につけたところで、車までコードがびろ~んとなるか届かないかの距離です。それならEV車を買ったときに都合良い位置にコンセントをつけようという考えです。
EV車を買うのは10年以上後だし、その頃にはもっと効率のいいコンセントになってるんじゃないかとも考えられますが、いずれにせよ1万円程度ですし、ガソリン車廃止の未来は確定なのでEV車用コンセントは標準でもいいレベルだと思います。
注意点としては、新築工事時以外で専用コンセント設置の工事は非現実的なので、事前準備でこれからのことを考えるとEV車用をつけておくか、切り替え前提で屋外コンセントを余分につけておくのがおすすめです。後から新設は無理と考えておきましょう。
余談ですが、県民共済で採用のPanasonic製EVコンセントの部材自体は安くて、外壁に合わせた色が2,700円くらいで買えます。
屋外コンセントでポーチ部分です。しっかりとテープで隙間を埋めてあり、外壁に付くコンセントはおおよそこんな感じの仕上げだと思います。
中を見ると建物のいたるところに監督と打ち合わせした電気配線図のコピーがあります。下には私がパワポで作成したマンガ絵のものが、施工指示書としてありました。こうなるならもうちょっとセンス良く作ればよかったです(笑)
私が作ったものは空配管の通し方について書いてあります。詳しくは以前のこちらをご覧ください。
空配管には呼び線(針金)が入っていました。特に指定しないとこのような空配管になると思います。
指示の通り空配管も出来ています。1階の収納はLAN(WI-FI)計画の要になっているのでここにはかなり力をいれました。
外からLANを引いてくるのに天井を伝って空配管が外壁に出ています。そのまま視線を下にずらします。
空配管が現時点で4本設置されています。Φ42をプロジェクターとウーファーのところにお願いしたので、その2本は後日施工するはずです。また、こちらにも同じように呼び線が入っています。ウーファーは使うかわからないですが、プロジェクター投影面にHDMIを通す術が無いのでこの空配管は太くしてます。
コンセントについて、アース付きの写真は洗濯機のところですが、ケーブルにアース線が付いています。筋交い部分のコンセントはこれを避けるために少し高い位置に付いています。
Sプレート(横長タイプ)は耐力壁の部分が大きさに合わせて穴あけされていました。こちらはFL+1000の位置につけてあり、スマホやスマートスピーカーを置けるミニカウンターを作る予定です。
シューズボックスと玄関ホール(フローリング)の間に付けるコンセントです。高さが微妙なら横向きと指示していたので、横向きに付いているのだと思います。ここは見えないので構いません。この場所に関しては、監督・大工・電気屋の協議の上、ギリギリ入るとのことでOKになったコンセントです。
電動シャッターを2箇所採用して、オプションで配線を伸ばしてもらい一カ所にまとめました。電動シャッターは4ピンのコネクタできちんと収縮チューブで絶縁されています。このコネクタをスイッチに嵌合させます。
分電盤取り付け予定位置にはコードが束になっています。インシュロックでしっかりとまとめてあります。ここは断熱欠損になりがちなので注意しないとお風呂に涼しい空気が入ります。
黄色っぽい電線は照明用で、この写真はキッチン上になっていて3連のダウンライトです。奥に見えるのはカップボード側の間接照明に使用します。
第三種換気システムも入っていました。ダクトが各部屋に伸びています。
このタイミングでガス工事が入りました。ここは洗濯機を置く予定の場所で、将来乾太くんを導入できるようにガスを引いています。ガス栓付近には前述したアース付きコンセントと給水があります。
断熱材が積まれていてタワーになっていました。我が家は標準の断熱材です。アップにします。
ググったら断熱材のパンプがあったので、画像クリックで開くようにしておきます。
上棟20日
この日は現場で監督と打ち合わせでした。というのも電気配線が多い場合は監督と一カ所ずつ確認しているとのことで、改めて丁寧な監督で安心です。空配管が多く、コンセントもかなり多いので監督からしたら面倒な現場かもしれませんね。
仕事終わりに家族で現場に直行して1時間強の打ち合わせとなりました。この日は打ち合わせメインで時間も夜だったので、ほとんど写真は撮れていません。
先ずはコンセントの追加からです。
南側の掃き出し窓が2つ壁を挟んで並んでいます。この小さな壁はリビング南側の数少ない壁です。置く置かないは別として、家具のレイアウト的にソファが来るあたりですが、ここを更に拡大します。
図面では柱2本分くらいの壁です。電気配線の打ち合わせの時にはこの隙間にコンセントがNGでした。理由は、図面には載らないけど窓を固定する為の補強木材が入るからとのことで、スペースが確保できないと言われていました。実際の写真です。
確かに幅がギリギリなのでNGなのも頷けます。
現場を見るうちに電気配線まで進み、目測ですが“ぎりぎりコンセント入りそう”だと思ったので監督に連絡。ちょうど翌日に電気屋さんが来るとの事で、早速対応いただきました。現場にはわかるように大きく書いてありました。
現場をちょこちょこ見ていると、やってみたらできたパターンはあるので諦められないポイントの最終手段は現場かなとも思います。
断熱材の施工も進んでいました。まだ途中経過ですがかなり綺麗に収まっていると思います。
「施工が適当な大工さんってやっぱりいますか?」
「会社にも色々な人いるでしょ?そんな感じ」
「担当大工さんが丁寧って監督から聞いて安心しました」
なんて公共トイレに貼ってある「いつもきれいにご利用いただきありがとうございます」的な雑談も多少あったのかもしれません。いつも現場進捗の喜びを素直に伝えることは心がけています。
喜んでくれたから今日も頑張ろう!のようにモチベーションに繋がるかな、という浅い考えも多少あります(笑)
2.5×2.5マスのそこそこ広いポーチも軒天の固定枠ができていました。ここが木目だったら良いのに、とないものねだり。軒天材は標準のアイボリーが建物の中に搬入済みです。
移動してもらったキッチンの換気扇ダクトも付いていました。キッチン自体はちょうど1か月後の予定でまだ先のようです。
部材に関しては、大建のパネル戸やマグピタボードなど結構なものが搬入されていました。
工程表ありますか?って監督に聞いたら写真なら撮っていいですよ~ってことでiPhoneのメモからPDFスキャンしました。写真と違って拡大してもそこそこ綺麗に写ります。
この日は工事用のカギ(コンスキー)もいただきました。ご希望の方にお渡ししてますとのことで、戸締りは気を付けてくださいと言われました。今どきのディンプルキーです。
上棟23日
ひと通り断熱材が終わったようです。県民共済の施工ルールがあるようで、窓枠も場所によっては断熱材を入れるところとそうでないところがあると言ってました。見たところ全体的に綺麗に仕上がっているなという感想です。コンセント追加の壁もきちんと貼ってあります。
細かい部分は、丁寧な大工さんを信用してるので特にみませんし見方も分かりません。断熱材を自分で追加した話も聞きますが、職人からすると自分の仕事に手を加えられたらモチベーションだだ下がりなのは確実なので、信じて任せることにします。
ユニットバス工事が来週に控えていてボードが貼られていました。
太物の空配管も入っていて、サイズはΦ42で通常は住宅には使わないサイズと監督が言っていました。しかし、HDMIを通そうと思うとこれくらいの余裕が無いとカーブがあるので通らないと思います。
細かくいうと一般的なゲーム機などに使われるタイプAという種類のHDMIで、小さいタイプへ変換もありますが、都度変換ケーブルが必要になってしまいますので予め太めにしました。
反対側です。ここにはプロジェクターのHDMIケーブルを通す予定です。
資材も色々と搬入されていました。他にはドアや枠もたくさん届いていました。
ドア枠はちょうど作業中でした。
この後は石膏ボードが貼られていきます。断熱材で見えにくいですが下地を入れるところや、柱がどのように入っているか写真に収めておこうと思います。工程表を見る限り、来週はユニットバス・石膏ボードの搬入・外壁工事スタートと色々な業者が出入りするようでどんどん仕上がっていくと思います。
一週間でかなり進んでしまうので、食い気味に写真を撮っておかないと間に合わなくなりそうです。
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