今まで手作りピザはオーブントースターを使って焼いていたんですが、いかんせんパリッと具合がたりません。トマトを乗せると水分が生地まで回って残念なときもしばしば。
これはピザ窯できちんと、パリッと、サクッと焼くしかない。思い立ったが吉日、リサーチをすると大きく3パターンくらいありました。
まず一番に思いつくレンガで作る方法。これは耐火レンガやモルタルを使って窯にする、もしくはレンガを積むだけのレンガパターン。参考までに画像貼ります。
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見栄え的にはいいけど、私の性格的に飽きたら解体したいのでモルタルで固定するのは無し。レンガを積むだけもいいかと思いましたが、材料費だけで4~5万かかりそうなのでこれも無し。
つぎは既製品を買うパターン。
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全部セットで面倒は無いけど、お手頃とはいいがたいのでこれも無し。しかしサイズもお手軽で見た目もきれいなので価格次第では有力候補でした。
最後は金属缶で自作するパターン。
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いかにもキャンプ場とかにありそうな形で、新築には似つかない見た目で綺麗とはかけ離れています。でもこれなら汚くなったら取り換えられるし、見た目はメンテナンス次第です。とりあえずやってみるにはちょうどいいかも。
ということでピザ窯DIYが決定です。けどさすがにドラム缶は大きいし邪魔なので、会社に余ってるペール缶で計画を立てました。
今回のDIYテーマはお金を掛けずにDIYです。意外とDIYって既製品並みに費用が掛かることがあるので、今回はとことんケチって?作りたいと思います。
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まずはざっくりピザ窯の勉強。簡単にまとめるとアツアツの空気を逃がさずに貯められればいいみたいで、今回は2層式で作ります。図面はいつも作りませんが絵にするとこんな感じです。
それではまず煙突から作成、これは風船を膨らませるヘリウムガスの缶です。
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ちょうどいいサイズだったのでこれを上下切り落としました。切り口は鋭利なのでバリを落として、ハンマーで叩いて丸めます。
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ペール缶本体には缶と同じサイズの穴を開けました。ここもハンマーで切り口を叩いておきます。フタを繋げる部分も穴あけ。缶は68㎜のホールソーを使い穴あけしました。
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フタも同じサイズで穴あけ。ここのサイズは空気が入ればいいのですが、穴あけ用にホールソーをわざわざ買ったので同じサイズ開けました。こちらにも本体と固定する穴を2か所開けています。
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2層にするためのトレイを入れるので、乗せられるようにいくつかねじ止めしました。これはフェンスDIYしたときの余りで、一応ステンレスです。
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耐熱塗料で色塗りします。缶を洗うときに金たわしを使ったので足付けも完了です。使っているうちに元の塗装ごと剥がれてくるので、正直最初は適当です。
クラピアごと塗ってしまいましたが、刈り込めば無くなるので春まで待ちましょう。人工芝にしなかった理由はこういう部分にあります。
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フタの固定はステンレスの針金です。これは100均で購入しました。蝶番の方がオシャレにできるんですがまずはお手軽優先でこうなりました。
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組み立てるとこんな感じです。転がってた石の上にのせてみましたが、なかなか雰囲気があるんじゃないでしょうか。耐熱塗料なので火入れをして塗装完成ですが、これは焼くときでいいです。それまでは簡単に塗装が剥がれやすいので丁寧に取り扱います。
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使った後の写真で汚いですが取っ手も付けました。これも100均です。そして気になる性能ですが…、初めて火を入れるときは缶のコーティングがあるので多少煙が出ます。ある程度経つと落ち着き、約30分薪を燃やし余熱を続けました。
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そして突っ込みどころもありますが、およそ1分でカリカリに焼けました。まだ火が元気なうちに入れたので奥側が焦げてますが、火が落ち着いた頃に入れればうまく焼けそうです。これはクッキングシートの上で作って剝がせなかったので、一緒に焼いちゃいました(笑)
このほかに2枚焼いたのですがそっちは上手に焼けました。すぐ食べちゃったので写真はありません。
(やはり塗装は浮いてきちゃいました。また適当に塗りなおししようと思います。)
最後にかかった費用と材料だけまとめます。
材料
- ペール缶:0円
- ペール缶ふた:約600円
- 煙突用缶:0円
- ステンレス針金:100円
- 取っ手:100円
- 耐熱塗料:約1000円
- ステンレスネジ:0円
- 薪:約600円
- ステンレストレイ(26×35):200円
工具
- ホールソー:1250円
- 金のこぎり:0円
- ハンマー:0円
- 電動ドライバー:0円
材料合計、2000円程度でできました。ペール缶を買っても1500円くらいだし、ハンマーも金のこぎりも100均で売っているので、電動ドライバーさえあれば何もなくても5000円でできそうですね。
私みたいに工作が好きな人はぜひ作ってみてください。愛着わきますよ。
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