【プラドone】独立基礎で目隠しフェンスをDIY設置

DIY

我が家のメインフェンスとしてプラドONEを設置しています。これは業者に設置してもらったのですが、最初の施工業者がとにかくひどい仕上がりでした。

少々愚痴も混ざりますが私のブログなので良しとしてください。その施工業者は現場に犬を連れてきて仕事をする人でした。夏が来ると樹脂フェンスなので膨張してぐにゃぐにゃ、何事かと思えば施工要領書も守らずに設置されていました。

紆余曲折あり、やり直ししてもらうことになったのですがやはり変わらず。電話もつながらない、施工も適当、施工予定日も無断で来ないなどなど本当にハズレ業者で、元請けで契約先のエクスショップに連絡。無事に別の業者が来てやり直ししてもらったという背景があります。

その時に、板材を交換して処分してしまうとの事だったので、「捨てるならちょうだい!」と言っていくつかDIYの素材を確保しました。ということで今回のフェンスDIYを計画。

 

場所はモザイクかかっている隣の家との間。道路の向こうの方まで視線が抜けていて、何となく視線を意識する部分なので、それならここにフェンスを建てよう。外から見えないし風も当たらないからフェンスDIYの第一弾にもってこいだと判断しました。

不格好でもいい、楽しめればOKの精神です。笑

柱は3本、全幅1800㎜で高さは1400㎜、既存のフェンスに高さを合わせています。基礎の間隔は800㎜で確実に倒れることが無い強度にしています。両側に板を出す分があるので全幅に対して基礎が内側に入ります。

 

そうと決まればまずは穴掘り、一番大変な作業が初っ端にやってきます。

境界ブロックの土台コンクリートが出てきました。これを斫る(壊す)手は持ち合わせてないので、おとなしくその分手前に穴を広げます。剣先スコップでざっくり土をほぐしたら垂直の壁を壊さないように手持ちシャベルで掻き出しました。

画像の下側にちらっと映ってますが、100均シャベルの半分をL字に曲げて掻き出し用シャベルにしました。3つくらいの穴なら在りものでどうにかなりますね。

粘土質カチカチの土に加えて、境界ブロックの砕石まで出てくるので結構大変ですが、40センチほど掘り起こしました。週に1回、家族の時間を確保しつつ作業時間も確保となるとなかなか作業は進まないものです。

掘ったら基礎ブロックを置いていきます。文章だけだと簡単ですがこれがめちゃくちゃ時間かかる。穴の中にバサモル(モルタルの水を少なくしたもの)を入れて、それぞれのブロックを同じ高さにしました。

この時にブロック自体の水平も取ります。すると測ってブロックを置いたつもりが水平にしていくと位置がずれていくんですよ。

ここはホントに時間がかかりました。

位置が決まったら穴の周りにモルタルをたっぷり流して埋め戻しました。実は一番奥のブロックが2㎝手前側にずれています。これは境界ブロックの土台コンクリートと同様にフェンス部分にもあってどうにもならなかった部分。幸い大きなズレではなかったのでこのまま作業しました。

 

次は柱を切ります。60角の予定でしたが既存フェンスが40角で問題ないこと、基礎が800㎜で狭くて頑丈になることから40角にしました。合計およそ5,000円のコストダウンとなりました。ちなみに購入品はこちらです。

別に樹脂の柱があったんですが、調べたところ夏に気温差で膨張して基礎が割れるケースがあるみたいだったのでアルミにしました。

 

続いてアルミ角柱のカットについて、私はカインズで買った安い金属のこぎりで切りましたが大失敗。かなり時間がかかったのでそれなりにいいものを買った方がいいと思います。

が、根性があれば切れないことも無いです。どうせ見えないからと思っていたのが仇になりました。

 

400㎜埋め込み+フェンス高1400㎜で1800㎜のサイズにカットしました。柱を立てるときはバサモルを多めに入れて既存フェンスの柱を基準に同じ高さまでトントン叩いて高さを合わせました。柱は水平が決まったら適当にクサビを打って固定します。

両端の柱を立てたら水糸を張り、真ん中は水糸に合わせて設置しました。水糸が無いと水平が取れてもしっかりと面が出なくなりますのでこれは必須。ねじれがあると板が張れないのでここは慎重に作業。

柱の位置が決まったらモルタルで固定。モルタルってちょっとめんどくさくて億劫なイメージだったんですが、見よう見まねでやってみたら大したことは無かったです。

上手い下手は置いといて、モルタル練るのが大変なくらいかな。バケツとスコップで在り合わせ作業だからかもですが、それでもできないことは無いです。

 

柱が決まったら板の準備をしていきます。

1800㎜の計画なので900㎜の板を準備しました。廃材を使う都合上、2000㎜の板材の中央部分にビス穴があり900㎜ずつでしか綺麗に板をとれませんでした。しかし綺麗な2000㎜の板があればそのまま使っていたと思います。

柱から100㎜ずつ外側に出す分+40角の柱の真ん中で20㎜の120㎜の位置に下穴を開けました。穴の高さ方向の位置は30㎜の位置が見栄え良かったのでこれに決定。差し金の角の部分にドリルを当てて穴あけします。

樹脂材のせいなのか、穴をあけた反対側が穴周辺ごとめくれてしまって余り綺麗に穴あけできませんでした。

隠れてしまうのでいいんですが樹脂板の特性のようなものを感じました。

あとは板材を貼っていくだけ、ですが…、100均でいいのでクランプを2個用意しましょう。板を固定しながらの穴あけは確実に無理です、とりあえず2個準備してください。私はDAISOのF型クランプにしました。

板同士の隙間は既存フェンスに合わせて1センチ。この時スペーサーを使って隙間を一定にするんですが、既存フェンスについているスペーサーを拝借しました。

これはスポンジに両面テープが付いたもので、本来上からカバーをかけてしまう部分に使うんですが、この両面テープが付いてるのがキモです。

作業中に柱に張り付いていてくれるスペーサーはかなり使いやすいです。板をすべて貼り終わったらゴミ箱行きでいいので、+数百円投資で作業効率UPを図りましょう。

スペーサーを使いつつ一枚ずつ水平器で測りながら固定しました。板はすべて水平に固定して同じスペーサーを使っているはずなのに、水平じゃなくなるタイミングがあって「?」でしたが、多少なら少しずつ矯正できるので毎回の水平確認が仕上がりを左右します。

左上の板は下穴位置を間違えたのでずれていますが、それ以外はまあ70点といったところでしょう。

やっていると、基礎石に始まったちょっとしたズレはそれぞれの工程でうまく吸収する必要があります。プロはそんなこと必要ないくらいピシッと仕上げるのだろうけれど。

ひとまずぱっと見キレイにできました。粗探しをすればたくさん出てきますが初フェンス設置としては及第点です。

これが広い幅のフェンスだと、遠くから見たときにガタガタしたフェンスになるな、これくらいの幅がDIYには向いているなと思いました。

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