IKEAのメトードを購入して組立もお願いしました。しかし食洗機設置も込みだと、キッチン扱いになり10万円も施工費の差があります。それなら自分でやっちゃおうという事でDIYしました。あくまでも私がこうやったという事ですので、作業するには自己責任でお願いします。
IKEAカップボート(メトード)の仕上がり
仕上がりはこんな感じになります。
大きな一枚扉が食洗機です。知らないと食洗機と分からないくらいカップボードに組み込まれていますね。IKEAに行くとキッチンに設置されてるので実物も確認できます。
IKEAの食洗機について
IKEAの食洗機は、エレクトロラックスという会社のOEM品でAEGも同じ会社です。ミーレやボッシュの食洗機と基本能力は同じですので、IKEAで買えるこの食洗機は海外製の60cmの中で最安値なのではないでしょうか。「良いものを安く」にはもってこいで、きちんとしたメーカー品のOEMがIKEAで購入できます。
本体はこちら(IKEA ガルメソース)
エレクトロラックス製と同一製品
事前準備
工具類
- ビニールテープ(ハーネステープがおすすめ)
- マスキングテープ
- 排水管接着材
- トルクスドライバーT20
- マイナスドライバー
- 電動ドリル
- ドリルビット
- メジャー
- モンキーレンチ
- ホルソー(ミニのこぎりでも可)
購入するもの
※給水管は呼び径13です。
建物側の準備
https://www.electrolux.co.jp/globalassets/appliances/dishwasher/eez67301l/eez67301l-im_211013.pdf
住宅側の準備として、インストールガイドの通り、給水・排水・200V電源が必要になります。これら3つは、カップボードのサイズと食洗機の位置を決める必要があるので早めに計画しましょう。
説明書には止水栓(蛇口)の品番指定がありますが、タケノコをはずすと書いてある通り、ついているものを外して使うのでもともとついていない物で代用しました。購入品リンクの通りです。
もし事前に給水管を500㎜まで立ち上げられるなら、そうしてもらうと延長の水道管の準備がいらずに手間が省けます。
カップボード施工前
もともとこうなっていました。左から排水管・給水管で、海外食洗機はお湯はいらないので水のみです。
カップボード施工後
カップボードが付くとこうなりました。
IKEA組立は食洗機に関する工事は一切できないとの説明でした。キャビネットの穴あけにも対応していません。中央右が食洗機を設置する場所。左は引き出しの奥に給排水が来ています。
覗くとこうなってます。穴をあけて給排水を出しています。食洗機に関する工事は出来ないとのことで、穴あけされないとこのキャビネット自体固定できません。が、できませんか?と聞いてみました。あとはご想像ください。
食洗機取り付け準備
ここからは給水管を準備します。
付属でパッキンがある部分はシールテープは使わなくて大丈夫です。テープを置いた部分はパッキンが無いのでテープを巻いていきます。
引っ張りながら8周巻きました。時計回りに巻いていくのですが、最初の2やまくらいはテープを巻かないようにします。この辺は調べればすぐ出てきます。
しっかり2箇所巻いたら接続します。取り付け場所が狭い場合は組立は後の方が設置しやすいです。
水が出ないように元栓を閉めます。どこかの蛇口を捻って水が出ない事を確認しましょう。
モンキーレンチを使って止水プラグを外します。
こういうのと似たようなものが取れますので、組み立てた給水管を設置します。
しっかりと動かなくなるまで閉めます。
止水栓も閉まっているか確認したら元栓を開けましょう。
もしシールテープやパッキンが機能していなかったりすると水がポタポタするので、水漏れはこの段階で確認します。私は少しだけ蛇口を捻ってタオルに水を出してみて出るか確認しました。
問題無ければカバーを降ろします。
次は隣と繋げる穴をあけます。マスキングテープでざっくりと位置決めしましたが、結果オレンジの枠あたりがベストな位置です。
食洗機本体が入るとクリアランスが無く、なるべく角に穴あけが必要です。
ドリルで適当に穴をあけてジグソーで切りました。ホルソーが一番簡単かと思います。給水管が邪魔になる場合は、反対側から穴あけします。ドリルで角に穴があけば100均のミニのこぎりでも切れるくらいの板でした。
ドリルだけで穴をあけてみました。最悪ホルソーやのこぎりは無くてもどうにかなります。ゴミ袋をセットしておくと掃除は最小限で済むのでおすすめ。
紆余曲折あり、最終的に穴はこうなりました。冒頭の画像ですがこの段階の準備が完了です。
2へ続きます。
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